同志社大学法学部・法学研究科卒。税務、財務コンサルティングに加え、コーチング・経営計画・経営会議を通じたマネジメントアドバイザリーサービス(MAS)を得意とする。SS経営コンサルティンググループの二代目経営者として、60人を超える社員・パートスタッフとともに500社を超える中小企業の顧問をしている。近時では、地元向けセミナーイベント「SSフェスタ」で200人を超える集客に成功。顧問先に対して、日々経営指導に励んでいる。後継者向け経営塾「経営輝塾」を21期まで開催。また中小企業のみならず、同業者である税理士のビジョンも叶えるべく、東京・大阪・名古屋・福岡など日本各地でセミナーを行い、MAS 事業化・パート戦力化等の人材育成等会計事務所の仕組化を全国に広げている。これらを通じてSS経営コンサルティンググループのブランディング活動を積極的に行っている。著書に『デキる二代目社長は知っている事業承継5つの鉄則』がある。
その他の講師
鈴木 成明(税理士法人SS総合会計 ITプロジェクトリーダー)
鈴木 ゆかり(株式会社SSブレイン 戦力強化トレーナー)
関 美分(株式会社SSブレイン 戦力強化トレーナー)
税理士法人SS総合会計に後継者として入社して早10年が経とうとしています。
税理士業界を取り巻く環境は益々厳しいものになり、
新しいテクノロジーについていけない事務所はたちまち淘汰されてしまう時代となりました。
中でも、クラウド・AI・RPAといったDX(デジタルトランスフォーメーション)化は
生産性向上を図る上で避けては通れない課題となっております。
しかしながらこうも思うのです。
我々会計業界の生産性向上のための根本課題は果たして本当にDXなのだろうかと。
私は絶対に違うと思うのです。これまで約5年間にわたり200以上の全国の会計事務所にご指導させて頂きました。
その結果分かったことは、生産性を落としている根本原因はツールではなく人だということでした。
人の採用教育といった最も重要な経営課題を無視して、次から次へと会計ツールを変え、
クラウド、RPAに手を付け、組織そのものが崩壊している会計事務所を数多く見てきました。
私は思うのです。
人が気持ちよくツールを動かさなかったら、人が気持ちよく仕事そのものを受けてくれなかったら、
すべての機能はストップしてしまうのです。
すなわち、生産性低下を引き起こす最初の原因は、実は人が動かないことなのです。
ではどのようにしたら人が成長し、自立的に動き、圧倒的な生産性を生み出すことができるのでしょうか?
それは「採用教育の仕組化」をすればよいのです。
SS総合会計では、正社員が平均1,500万円以上の高付加価値をたたき出します。
それはなぜか?
弊社のパートスタッフが製造部門を賄っているからなのです。
弊社のパートスタッフは雑務のみならず、決算申告業務・監査まで難なくこなします。
通常の会計事務所では考えられないことだと思います。
今回は、弊社の素晴らしいパートスタッが育つ「採用教育の仕組化」についてその全てを公開いたします。
そして、パートさんを採用し、教育できるリーダーを輩出するようにいたします。
なぜ、これを公開しようと思ったのか?
それは、会計事務所に関わる全ての人々に喜んでもらいたかったからです。
まず、ダイヤの原石である主婦がいきいきと働きます。
そうすれば、先生が本来業務に集中できます。
そして何より、中小企業のみなさんが元気になります。
こんな素晴らしいことはないと思います。
これをきっかけに、日本の税理士業界がよくなることを願ってやみません。みなさんがんばりましょう!