「事業承継」は、「財産承継」「経営承継」という2つの要素に分けることができます。
そして、会計事務所が提供する「事業承継コンサルティング」とは通常、税務的な観点から支援を行う「財産承継」のコンサルティングです。
もう一方の「経営承継」については、多くの会計事務所が「自分たちにはできない」と考えています。しかしながら、これは大きな誤解です。
会計事務所が最も得意とする「MAS」のアプローチから、顧問先の経営承継を成功へと導くコンサルティング手法が存在します。
この講座では、会計事務所だからこそ実践できる、
『MAS』を活用した経営承継コンサルティングの “すべて”をお伝えします。
会計事務所が「経営承継コンサルティング」に取り組む意義
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- 事業承継支援の担い手は、
会計事務所をおいて他にありません。 - 中小企業経営者の平均年齢は60歳代後半だと言われています。つまり、ほとんどの中小企業が事業承継の時期を迎えているのです。ところが中小企業の事業承継はなかなか進まず、最終的に廃業に至る企業は年間45,000件以上にも上り、年々増加の一途をたどっています。このままでは、中小企業の“大廃業時代” が到来することは必至。このような状況を変えられるのは、企業の財務状況や内情を把握している会計事務所をおいて他にありません。
- 事業承継支援の担い手は、
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- 事業承継の失敗=廃業は
即、顧問先のマイナスに繋がります。 - 顧問先が事業承継に失敗=廃業することはすなわち、顧問先を失うということ。この先、もし廃業する顧問先が増えれば、事務所の経営を維持するために、新規の顧問先を獲得し続けなければならなくなります。ただ、これまで営業活動に力を入れてこなかった事務所が、いきなり営業活動を成功させることなど可能でしょうか?いま事業承継のサポートに取り組み、顧問先の廃業を食い止めることは、事務所の将来に対する投資なのです。
- 事業承継の失敗=廃業は
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- お客様に喜んでいただきつつ、
収益もしっかり確保できます。 - 先代経営者と後継者のお悩みをそれぞれ解決しつつ、円滑な事業承継を成功へと導く。そのようなサービスにはとても大きなニーズがあります。すなわち、上手にご提案することさえできれば、案件の“数” は必ず確保できるということ。実際にSS総合会計では「MASを活用した経営承継コンサルティング」で年間5,000万円を超える売上を達成しました。また、事業承継完了後も継続的にMAS業務を提供し続けることで、顧問先とプラスアルファの関与を実現することができます。
- お客様に喜んでいただきつつ、
講座の特長
- 1.後継者独特の悩み(親子の確執等)を心理学の視点から体系的に理解した上で、その解消法を
論理的に学ぶことができる。 - 2.後継者に対する経営指導の進め方を、体系的かつ実践的に学ぶことができる。
- 3.先代のビジネスモデルの現状を、財務分析を使って後継者に説明するスキルを会得できる。
- 4.後継者特有のイノベーションの起こし方を学ぶことができる。
- 5.後継者が、先代経営者とのコミュニケーションのパターンを学ぶことができる。
- 6.後継者へのMASの提案の仕方がわかる。
- 7.後継者の集客方法がわかる。
- 8.後継者への経営塾運営を効果的に行うことができ、先代に喜んでもらえる。
- 9.後継者に対するMASを、継続的かつ効果的に行うことができる。
SS総合会計による経営承継の成功事例をご紹介
- ● 精密機械製造会社:
若手3代目後継者に対してコンサルティングを提供し、3年間で経常利益が約5,000万円UP。 - ● 地元工務店:
若手2代目後継者に対してコンサルティングを提供し、経常利益5,000万円以上UP。
社長のビジョンを明確化することで、社員との関係性改善に貢献。 - ● WEBコンサルティング会社:
若手2代目後継者に対してコンサルティングを提供し、
わずか3年で1億円以上の経常利益UPに貢献。 - ● 美容院:
若手2代目後継者にコンサルティングを行い、2年で経常利益1,000万円以上UP。 - ● 材料屋関連:
若手2代目後継者にコンサルティングを行い、3年で経常利益6,000万円以上UP。 - ● 土木・建築会社:
若手2代目後継者にコンサルティングを行い、
破産寸前から継続して年間1,000万円以上の経常利益捻出に成功。
このような方はぜひご参加ください
- 顧問先に60歳を超えた社長が多く、後継者問題に悩んでいる
- 後継者と社員の関係がギクシャクしている
- 月次訪問するたびに、後継者から先代の愚痴を聞かされる
- 所長先生自身が、後継者問題で悩んでいる
- 月次訪問するたびに、先代から後継者である子供の愚痴を聞かされる
- 所長先生自身が後継者で、先代との確執で悩んでいる
- 後継者の悩みが多岐にわたりすぎていて、聞いているこちらも混乱してしまう
- 先代から「後継者に対して経営指導をしてほしい」と懇願されている
- 後継者に対してMASを提案することができない
- 地域の後継者に対してMASの集客ができない
- 財産承継・節税の相談は受けているが、後継者と経営について話せていない
- 後継者と新しい理念を策定したいが、やり方そのものがわからない
充実したツール類
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- ● 後継者のための「やりたいこと・できること・求められていること」を
繋げるワークシート
- ● 後継者のための「やりたいこと・できること・求められていること」を
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- ● 後継者のコアコンセプトを引き出す自分史シート
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- ● 先代経営の癖を見抜く連年比較財務諸表
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- ● 独りよがりな理念ストーリー
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- ● 著名人のコアコンセプトシリーズ
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- ● 先代と後継者の違い発見ワークシート
- 実際に後継者向け理念策定塾で使用している策定ワークシートおよび事例集
- 金融機関向け集客用セミナーテキストを配布
- 後継者のための理念策定5ステップシート
- 社員を巻き込む感動の後継者理念ストーリー作成のための質問シート
- 後継者向け中期経営計画策定の日(将軍の日)開催マニュアル一式
- 後継者向けPDCA 経営会議運用ツール一式
講師紹介
税理士法人SS総合会計 代表社員
税理士
鈴木 宏典 先生
同志社大学法学部・法学研究科卒。税務、財務コンサルティングに加え、コーチング・経営計画・経営会議を通じたマネジメントアドバイザリーサービス(MAS)を得意とする。SS経営コンサルティンググループの二代目経営者として、60人を超える社員・パートスタッフとともに500社を超える中小企業の顧問をしている。近時では、地元向けセミナーイベントSSフェスタで200人を超える集客に成功。顧問先に対して、日々経営指導に励んでいる。後継者向け経営塾「経営輝塾」を28期まで開催。また中小企業のみならず、同業者である税理士のビジョンも叶えるべく、東京・大阪・名古屋・福岡など日本各地でセミナーを行い、MAS事業化・人材育成等会計事務所の仕組化を全国に広げている。これらを通じてSS経営コンサルティンググループのブランディング活動を積極的に行っている。著書に『デキる二代目社長は知っている事業承継5つの鉄則』がある。
講座プログラム(全3回/全日9:30〜17:30)
- 後継者独特の悩み解消法 …先代との確執等悩みをパターン別に解析
- 後継者自身のコアコンセプト(人生のテーマ)の発見の仕方
- 後継者と先代の違いを認識する方法
- 後継者独特のノイズ感情を見極め、自己実現の感情を引き出す
- 後継者が先代とのコミュニケーションの型を整え、甘えの関係を断ち切る
- 後継者新・理念再策定のための5ステップ
- 定性ビジョンと定量ビジョンを明確に定める方法
- セルフイメージとバリューを策定方法
- 社員を巻き込む感動の後継者理念ストーリーの作成方法について
- 後継者が経営方針発表会を実行し、自身の軸で社員を巻き込む
- 理念定着のための2つの方法
- 先代のビジネスモデルの強み・弱みを連年比較財務諸表を使って見抜く
- 部門別損益計算書で先代時代の不採算部門をあぶりだす
- 外部環境分析(PEST分析)と内部環境分析(SW分析)
- 後継者のための5BASICSで会社のUSP(独自の強み)を引き出し、市場におけるポジショニングを確定する
- 4Pを使って商品定義を明確にする
- 「やりたいこと・できること・求められていることを繋げるワークシート」を使って後継者のやりたいことから利益を出せる仕組みをあぶりだす
- 後継者が目指すべき効果的な機能別組織の作り方
- 後継者が好むボトムアップ式経営に潜むワナ
- 自立型人材と依存型人材の見分け方 …自己実現欲求と安楽欲求の違いについて
- 自立型人材育成法の3つの前提条件
- 後継者がリーダーシップを発揮するための3つの条件 …見本・信頼・支援
- 後継者の右腕である幹部社員の作り方 …どんな人が対象?育成法は?
- 古参社員の巻き込み方
- 後継者MASの効果的アプローチの全体像
- 効果的なチャネルの作り方及び集客方法(SSフェスタ・金融機関向けセミナー)
- 次世代経営者向け経営塾運営の具体的方法及び啓蒙営業のやり方
- 後継者向けMASの商品定義について
・中長期経営計画策定(将軍の日)
・単年度経営計画策定
・経営会議(先行経営サービス) - 経営会議のやり方について …継続できるパターンとできないパターン
- 後継者のための理念策定塾運営について
- 後継者のための売上増強塾
- 自立型人材育成塾
受講料 | 1事務所2名様まで 297,000 円 (税・テキスト代込み) |
【ビズアップ総研会員様価格】1事務所2名様まで 275,000 円 (税・テキスト代込み) |
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- 「経営承継コンサルティング実践塾」は全3講座となります。1講座のみの参加はできません。
- リアルタイムでの受講が難しい場合でも、本講座にお申込みいただければ、研修動画を後日メールにて送付いたします。
- 講座開催2週間前までに、請求書をお送りいたしますので、ご受講料は事前にお振り込み願います。
オンライン研修」となります!
どこからでもセミナーにご参加いただけます!
※お申し込み後、ZoomミーティングID・PW、Zoomマニュアルを開催日までにe-mail等にてお送りいたします
(テキストは別途郵送にてお送りする予定です)。 ※開場時刻は各日程の開始30分前からとなります。
※講義の録音・録画はご遠慮願います。 ※Zoomのカメラ機能はオンの状態でご参加をお願いいたします。